
McCullum-Gomez, C., Castillo Quiroga, Y. M., & Diaz-Beltran, M. (2025).コロンビアにおけるより持続可能なフードシステムの構築:栄養専門家の役割。 アカデミア・ニュートリション・アンド・ダイエティクス, 2(2)
本稿では、気候、生物多様性、健康に関連する目標の達成に貢献できる、コロンビアのより持続可能な食料システムへの移行を促進するための複数の取り組みについて述べる。これらの相互に関連する目標は、コロンビアの持続可能な開発と食料主権に向けた計画に沿ったものであり、世界自然保護基金コロンビアによって開発された食料システムの類型化によって導かれ、「ブエン・ヴィヴィル(Buen Vivir)」として知られるコンセプトの支援を通じて実現されている。
公衆衛生の栄養専門家は、(1)コミュニティ・ガーデニングや都市近郊・都市農業プロジェク ト、(2)施設・消費者レベルの食品廃棄物削減・防止プログラム、(3)食の記憶の回復を促進する土着・在来・地場産食品を取り入れた持続可能なメニュー・プロ ジェクトを通じて、コロンビアの食料安全保障を高め、食料主権を構築し、より持続可能な食料システムへ の移行を促進することができる。このようなプロジェクトは、参加型で、コロンビアのさまざまな地域の利害関係者のニーズに合わせたものでなければならない。